白髪でもVIO脱毛できるの?白髪の原因と効果的な脱毛とは
目次
歳を重なるにつれ、ふと気づくとVIOに白髪が……。なんて経験した人も少なくないと思います。
やはり白髪は気になるものですよね。それがたとえどの部分であっても気持ちは同じです。
「恥ずかしいから脱毛したい」、「白髪を見ると落ち込むから脱毛したい」
理由は違えど、白髪を脱毛したいと思う人もいることでしょう。しかし「VIOの白髪も脱毛可能なの?」と気になりますよね。
先に結論からお伝えすると、VIOの白髪は脱毛可能です。
しかし、通常の黒い毛を脱毛するより方法が限られてしまうので注意が必要です。
当記事では、VIOの白髪脱毛についての方法や注意点、白髪脱毛をするメリットなどを詳しく紹介いたします。
これからVIOの白髪脱毛を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
白髪でも脱毛は可能?
冒頭でもお伝えしたとおり、白髪でも脱毛は可能です。もちろんVIOであってもです。
しかし、VIOの白髪脱毛にはいくつかの注意点もあります。
ですが、VIOの白髪を脱毛することで得られるメリットはとても多いため、気になるのであれば施術をおすすめします。
詳しいメリットや注意点は後述しますが、「自分は歳だから白髪でも気にしない」なんて考えずに、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
次は、そもそもなぜVIOに白髪が生えてしまうのか?白髪の原因について解説していきます。
VIOに白髪が生える原因とは?
頭髪の白髪はよく目にする機会もあり、不思議に感じる人も少ないかと思います。
しかし「VIOの白髪はどうしてなるの?」と疑問に感じる人もいることでしょう。
実は、VIOの白髪も頭髪が白髪になるのと同じ原理です。
もともと髪は白髪ですが、毛根にある「メラノサイト」という細胞により「メラニン」色素を生成することで黒くみえるようになります。
メラニンは黒い色素であるため、多ければ多いほど黒くみえます。
つまり、メラノサイトの活動が低下することでメラニンの生成量も減り、もともとの白い髪のまま成長してしまいます。
残念ながら、いちど白髪が生えるとその部分は黒い髪に戻ることはほとんどありません。
メラノサイトの活動が低下してしまうのは下記5つの原因があります。
- 加齢
- ストレス
- 生活習慣の乱れ
- 食生活
- 遺伝
なぜ上記5つの原因でメラノサイトの活動が低下してしまうのでしょうか。
原因は次の2つにあります。
次は「色素幹細胞の枯渇」と「メラノソームの異常」について詳しく解説していきます。
色素幹細胞の枯渇
色素幹細胞が少なくなったり褐色したりすると白髪になる可能性が高くなります。
毛乳頭に指令を出し、発毛を促す器官(バルジ領域)付近に存在する細胞です。
おもにメラノサイトへの供給源となっています。
この色素幹細胞の褐色は、ストレスが原因で起こる白髪と関連があります。
なぜならば、ストレスによって生じるアドレナリンが、色素幹細胞を褐色化させ白髪にするという報告があるからです。
ストレスは身体の様々な部分に悪影響を与えますが、白髪においても例外ではないということです。
メラノソームの異常
色素幹細胞が正常でもメラノソームの生成に異常が起きると白髪になります。
メラノサイト内に存在しているメラニンを生成する小さな器官のこと。
メラノソームの生成異常は、活性酸素が色素細胞を攻撃することで起こります。
そもそも活性酸素は抗酸化酵素によって抑制されていますが、下記による原因で抗酸化酵素の働きが低下してしまいます。
- 加齢
- 喫煙
- ストレス
- 食生活の乱れ
上記4つは、やはり正常な身体づくりに害を及ぼすため、日ごろから注意しなければなりません。
白髪のVIO脱毛 おすすめポイント
次は、白髪のVIO脱毛にはどのようなメリットがあるのかをみていきましょう。
具体的には5つのおすすめポイントがあります。下記をご覧ください。
一見あまり目立たない部位のため、白髪とはいえVIO脱毛するメリットがわかりにくいですが、上記のように多数のメリットがあります。
また、VIO部分はデリケート部分のため、何度も脱毛に通うより永久脱毛がおすすめです。
まずは上記5つを一つずつ詳しく解説していきます。
①自己処理の手間が省ける
苦労して自己処理する手間が省けるのは大きなメリットです。
ただでさえ自己処理がむずかしいVIO部分ですが、白髪となってはなおさらです。
「キレイに処理できない」、「痛い」、「一人ではやりにくい」など様々な問題点があります。
自己処理ではカミソリや毛抜きなどを使って行うことが多いため、VIO部分では剃り残しや痛みなどの問題もあり、とくに処理の手間を感じてしまうでしょう。
VIO脱毛であれば手間なく確実にできるためおすすめです。
②清潔に保てる
白髪のVIO脱毛をすることで同時にムダ毛の処理もできるため、清潔感も保てます。
VIO部分はデリケートな部分となるため、雑菌により感染症にもかかりやすい可能性があります。
とくに生理中はムダ毛が多いと血の付着や蒸れなどが起こりやすく、ニオイや雑菌などの衛生面でも心配です。
VIO脱毛でしっかりお手入れすることで、常に清潔を保てるため安心できます
③好きなファッションを楽しめる
VIO部分は普段見えない部分だからといって気は抜けません。
なぜなら、夏の水着や下着を着た際に思わぬときに影響がでるからです。
大丈夫だと思っていても水着や下着からムダ毛がはみ出てしまうこともあります。
しかし、しっかり処理しておけばいざというときでも安心できます。
ファッションを楽しむためにも普段からケアしておきたいところですね。
④自己処理のトラブル解消
VIO部分の白髪を自己処理すると思わぬ肌トラブルを起こすリスクがあります。
例えば色素沈着やカミソリによる傷、抜いた毛穴から細菌が入る毛包炎などです。
そして、カミソリの傷から下記の肌トラブルを引き起こす可能性があります。
- 皮膚の炎症
- 腫れ
- 湿疹
VIO脱毛であれば、これらの肌トラブルを最小限に抑えることができます。
⑤介護時の負担軽減
最近では介護のためにVIO脱毛する人も増えています。
介護ではオムツの交換や排泄物の世話をされることがあるため、スムーズに行えるよう高齢者の方もVIO脱毛を希望する人が増えています。
VIOのムダ毛をそのままにしておくと、排せつ物が毛に付着してしまい介護する人にも苦労をかけてしまいます。
また、排せつ物の付着も衛生面を考えるとよいものではありません。
このような理由から、高齢者のVIO脱毛も人気がでてきています。
白髪のVIO脱毛を効率的にする方法
次に白髪になってしまったVIO部分の脱毛を効率よくする方法を解説いたします。
脱毛方法は医療脱毛やエステサロンの光脱毛などさまざまな方法がありますが、白髪になってしまうと脱毛方法を選べません。
なぜなら、上記のような一般的な脱毛方法は色素のある毛に対して反応する脱毛方法だからです。
そのため、白髪脱毛の方法は限られてしまいます。具体的には「ニードル脱毛」が効果的です。
ニードル脱毛とはどのような施術を行うのでしょうか。次で詳しく解説していきます。
ニードル脱毛がおすすめ
ニードル脱毛とは、その名のとおり「針」を用いて脱毛します。
具体的には、電気の流れる針を毛穴の一つひとつに刺して電流で脱毛する方法になります。
- 医療脱毛
- 永久脱毛できる
- 痛みが強い
- 施術時間が長い
- 白髪、剛毛、産毛などどんな毛でも脱毛可能
ニードル脱毛は医療脱毛のため、医療機関で施術をうけられます。
施術できる場所が限られることと、毛穴一つひとつに針を刺すため痛みが強いことや施術時間が長いことがデメリットです。
しかし、電流針で毛根を破壊するため永久脱毛できることや、白髪を含む剛毛や産毛などにも効果的なメリットがあります。
白髪のVIO脱毛の注意点
白髪になってしまったVIO部分の脱毛は、ニードル脱毛で可能ですので安心した人も多いことでしょう。
しかし、白髪のVIO脱毛にはいくつかの注意点もあります。
具体的には下記の2つです。
- ニードル脱毛以外は効果が薄い
- 家庭用脱毛器での脱毛は難しい
先でも軽く触れましたが、ニードル脱毛以外では期待した効果を得られにくいことと、家庭用の脱毛器での脱毛が難しいことがあげられます。
次で詳しくみていきましょう。
ニードル脱毛以外は効果が薄いことも
前述のとおり、ニードル脱毛以外は白髪のVIO脱毛には向きません。
一般的に用いられる脱毛サロンの光脱毛方式や医療脱毛のレーザー脱毛方式などでは、白髪脱毛には十分な脱毛効果が得られにくいからです。
理由として、光脱毛やレーザー脱毛はメラニン色素に反応して行う脱毛のため、メラニン色素がない白髪には反応しづらいことがあげられます。
そのため「せっかくVIO脱毛したのに白髪だけのこってしまった」なんてことにもなりかねません。
ただし、ニードル脱毛は高額であったり痛みが強かったりとデメリットがあります。
そうすることで費用や痛みを軽減できます。
家庭用脱毛器での脱毛は難しい
手軽に家庭で脱毛できることから家庭用脱毛器を利用している人は少なくありません。
しかし、家庭用脱毛器は一時的な脱毛効果しかないため何度も繰り返し処理するわずらわしさがあります。
また、VIO部分の白髪にもほとんど期待した効果を得られません。なぜならば、家庭用脱毛器もメラニンに反応し脱毛する方法だからです。
デリケートなVIO部分の自己処理は、肌の炎症や傷などのトラブルの原因にもなるためできるだけ避けるようにしましょう。
白髪のVIO脱毛に関する質問
ここからは、白髪のVIO脱毛に関するよくある質問にお答えします。
脱毛前にしっかり疑問点を解決して不安のない状態で施術に挑みましょう。
VIO脱毛の痛みはあるの?
脱毛の痛みは「輪ゴムではじかれたような痛み」と例えられることがあります。
VIOは肌が薄い部分なのでより痛みを感じやすいといえます。
医療機関であれば痛みを軽減できる麻酔クリームがあるため、VIO部分であっても安心して施術できるでしょう。
料金相場はいくら?
医療脱毛とエステサロンではVIO部分の脱毛に関して、2通りの施術回数が設定されることが多いです。
ムダ毛を薄くさせる場合とツルツルにする場合では回数と料金は異なります。
下記をご参考にしてください。
毛を薄くする:施術回数5回、料金 約10万円
ツルツルにする:施術回数8回、料金 約14万円
【脱毛サロン】
毛を薄くする:施術回数6~10回、料金 約7万円
ツルツルにする:施術回数12~18回、料金 約13万円
上記はあくまでも相場となるため、医療機関や脱毛サロンによって価格は異なります。
医療脱毛は1回の料金は高いですが、脱毛力が高いため施術回数は脱毛サロンより少ない場合が多いです。
また、ニードル脱毛は永久脱毛なので再び毛が生えてくる可能性も少ないでしょう。
そのため、トータルでは医療脱毛のほうが安く済むことも珍しくありません。
何歳で脱毛するのがベスト?
VIOの白髪は個人差もありますが、30代後半くらいから生えはじめることがあります。
将来の介護に向け、40代から50代くらいの年齢層でVIOの白髪脱毛を考える人が多い傾向にあります。
白髪の脱毛方法はニードル脱毛が用いられることが多く、永久脱毛となるため早い段階から済ませておけば老後の介護時に楽になるのは間違いありません。
VIO脱毛は早めに受けるのがおすすめ
当記事では白髪のVIO脱毛の方法について紹介してきました。
VIOはデリケートな部分であるため、衛生面において清潔に保つためにもVIO脱毛はおすすめです。
また、将来的に介護をうける場合の備えとしても、白髪の脱毛と一緒に普段からVIO脱毛しておくことが望ましいです。
自己処理では手間や肌トラブルなどのリスクがあるため、あまりおすすめできません。
いちど施術を受ければほとんどケア不要となる永久脱毛がおすすめです。
医療脱毛は費用が高いため、白髪と黒い毛で脱毛方法を使い分けるなどの工夫をするとよいでしょう。
ぜひVIO脱毛をする際の参考にしてください。